喫茶店で懐かしの味

スポンサードリンク

---

いつも行く喫茶店が休みなので、
たまには違う喫茶店でモーニングを食べようと適当に近所をウロウロしたのですが、
開いている店はファストフード店ぐらいしかなく、１時間近く歩きまわって時刻は十時半、
僕は喫茶店でリラックスするつもりが焦りまくってイライラしていました。

家から数キロも離れた駅まで着いた時、もうほとんど諦めていたのですが、
高架下に一軒だけ古い喫茶店が営業していました。モーニングは１１時まで、こういうことに
しくじると一日中気持ちが立て直せなくて落ち込む私はホッと胸をなでおろしました。
趣のある暗い店内で私を迎えてくれたのは、８０歳を過ぎているのではないかと思うおじいさんでした。

「モーニング、アイスでお願いします」

「ああ、ホットね」

「いや、アイス」

「はいホットね」

「ア・イ・ス！」

おじいさんは耳が遠いらしいのですが、
僕は最後店内中に響き渡るような大声でアイスを連呼してしまいました。

出てきたモーニングのサンドイッチセットは
見た目も味も昭和っぽいとても懐かしいものでした。

私にとっては最新のコーヒー店なっんかより
よほどリラックスできる味と雰囲気でした。

店内に貼りだされているメニューを見ると、
お昼の定食メニューがとても豊富でした。
ナポリタン定食、焼き鯖定食、オムレツ定食…おじいさん一人なのか、
昼時には助っ人が来るのか分かりませんが、また休みの日に訪れてみようと思います。

今度はお昼に定食のナポリタンを食べに行きたいと思います。su

---

スポンサードリンク